不必要な痛みや不快感を与えずに治療できるように、鍼の太さ・灸の温度・電気刺激の強さ・治療に要する時間などについて、必要最小限のレベルに設定しています。

鍼の太さは『直径０．１４ミリ』のものを使用しています。刺入深度も１～２ミリですので殆ど無痛です。テレビなどで、太い鍼をたくさん深く刺している場面をご覧になられた方も多いと思いますが、あのようなものとは全くちがいます。

灸の温度は人間が『熱い』と感じるのは４５℃を越えた熱に接したときです。普通、灸の温度は４５℃～５０℃位ですが、当院では不必要な熱を抑えるため皮膚ともぐさの間に温熱刺激コントロ－ル紙を使い、火傷を起こさせない無痕灸を採用しており、『あたたかく』感じる程度です。